至便(読み)シベン

デジタル大辞泉 「至便」の意味・読み・例文・類語

し‐べん【至便】

[名・形動]この上なく便利なこと。また、そのさま。「通勤に至便な土地」
[類語]便利重宝ちょうほう有用有益簡便軽便好都合有効有利実用ユーティリティー便益役立つ役に立つ役立てる資する捨てたものではない渡りに船便宜利便あつらえ向きタイムリー有り難いうれしいおんの字もってこい格好頃合ころあ打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり当てはまる適合する適当する合致する即応する同調するフィットする程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない相応しか即する肌が合う適格適材くみし易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口合目的文句無しリーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ

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精選版 日本国語大辞典 「至便」の意味・読み・例文・類語

し‐べん【至便】

〘名〙 (形動) 非常に便利なこと。また、そのさま。
※新聞雑誌‐二〇号・明治四年(1871)一一月「是等の国にては彼我交通運輸の至便を得たれば」
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉四「今日の世には至便至利のものたりと雖も」

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