好都合(読み)コウツゴウ

デジタル大辞泉 「好都合」の意味・読み・例文・類語

こう‐つごう〔カウツガフ〕【好都合】

[名・形動]条件などにかなっていて、都合がよいこと。また、そのさま。「好都合物事が運ぶ」「好都合な申し出」⇔不都合
[類語]便宜有り難い便利うれしいおんの字重宝ちょうほう有用有益簡便軽便至便有効有利実用ユーティリティー便益役立つ役に立つ役立てる資する捨てたものではない渡りに船利便あつらえ向きタイムリーもってこい格好頃合ころあ打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり当てはまる適合する適当する合致する即応する同調するフィットする程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない相応しか即する肌が合う適格適材くみし易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口合目的文句無しリーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適壺にはまる水を得たうおのよう結構尽くめ

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精選版 日本国語大辞典 「好都合」の意味・読み・例文・類語

こう‐つごう カウツガフ【好都合】

〘名〙 (形動) つごうがよいこと。ぐあいのよいこと。また、そのさま。
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉前編「思ったより好都合(コウツガフ)と、悦びながらも」

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