対華投資(読み)たいかとうし

世界大百科事典 第2版の解説

たいかとうし【対華投資】

中国に対する投資をいうが,歴史的に見ると,列国による投資と,華僑による投資とがある。
[列国の対華投資]
 18世紀初頭に東インド会社がすでに広東十三行商人に貸付けをおこなっていたが(公行),南京条約を機に,開港場を中心として貿易活動に対する投資が本格化した。次いで,1894年(光緒20)の日清戦争は外国資本の進出にとり転換点をなした。すなわち,中国が余儀なくされた戦費賠償金の需要に対しイギリス,フランス,ドイツからの借款が増大し,さらに,下関条約によって開港場における工業企業権が獲得されると,製造業,鉱業など各事業への外国資本の進出が活発化した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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