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尊永寺 そんえいじ

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大辞林 第三版の解説

そんえいじ【尊永寺】

静岡県袋井市にある寺。高野山真言宗の別格本山。山号、法多はつた山。行基ぎようきの草創と伝える。

出典|三省堂
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デジタル大辞泉プラスの解説

尊永寺

静岡県袋井市にある寺院。725年創建。高野山真言宗別格本山。本尊は正観世音菩薩。名物の厄除団子は江戸時代に徳川家から「くし団子」と命名されたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

尊永寺
そんえいじ

静岡県袋井市豊沢にある寺。高野山真言(こうやさんしんごん)宗の別格本山。山号の法多山(はったさん)で親しまれている。本尊の正観音(しょうかんのん)は古来、厄除(やくよ)け観音として広く信仰される。725年(神亀2)聖武(しょうむ)天皇の勅命を受けた行基(ぎょうき)が自刻の観音像を安置したのが始まりと伝え、その霊験が京都に聞こえ白河(しらかわ)・後白河(ごしらかわ)天皇の尊信を得、勅願道場として定額寺(じょうがくじ)の列に遇せられた。永禄(えいろく)年間(1558~70)武田勢の兵火にかかり一山烏有(うゆう)に帰したが、豊臣(とよとみ)秀吉、徳川家康の寄進により復旧。中世以来、寺は12院で構成されていたが、なかでも一乗院がその中心であった。しかし明治の初め朱印地の返還により縮小され、子院は旧学頭正法院のみ残して廃止、一山の総号として尊永寺と改称した。1983年(昭和58)秋に伽藍(がらん)諸堂を新築竣工(しゅんこう)、境内の景観を一新した。仁王門は1640年(寛永17)の再建で、密教法具の金銅五種鈴とともに国重要文化財に指定されている。1月7日に五穀豊饒(ほうじょう)祈願として奉納される田遊(たあそび)祭田楽(でんがく)は県の無形民俗文化財。[野村全宏]

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世界大百科事典内の尊永寺の言及

【遠江国】より

…その一端は今川氏や,とくに徳川氏の天正年間(1573‐92)の浜松宿中にあてた伝馬手形,池田や馬籠などの渡船場保護の定書,駿府~岡崎間の宿中に下した伝馬朱印状などからうかがうことができる。 宗教的には,遠江では鴨江寺,尊永寺,西楽寺など,元来は真言宗の影響が強かった。しかし中世後期には,禅宗それも曹洞宗が大いに発展し,如仲天誾(じよちゆうてんぎん)の開いた森の大洞院や華蔵義曇の開いた引間の随縁精舎(普済寺の前身)などが教線拡大の一大拠点となった。…

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