尊霊(読み)ソンリョウ

デジタル大辞泉 「尊霊」の意味・読み・例文・類語

そん‐りょう〔‐リヤウ〕【尊霊】

故人霊魂を敬っていう語。みたま。そんれい。
[類語]み霊英霊英魂神霊祖霊霊魂精霊魂魄忠霊亡魂

そん‐れい【尊霊】

そんりょう(尊霊)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尊霊」の意味・読み・例文・類語

そん‐りょう‥リャウ【尊霊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りょう」は「霊」の呉音 ) 霊魂または亡霊を敬っていう語。みたま。そんれい。
    1. [初出の実例]「伏願、藉此良縁、奉翊尊霊」(出典:性霊集‐七(835頃)為故藤中納言奉造十七尊像願文)
    2. 「死もせぬ久五郎がためとて尊霊(ソンレウ)の棚を祭」(出典浮世草子好色五人女(1686)一)

そん‐れい【尊霊】

  1. 〘 名詞 〙そんりょう(尊霊)
    1. [初出の実例]「三世十方の仏陀の聖衆もあはれみ給ひ、亡魂尊霊(ソンレイ)〈高良本ルビ〉もいかにうれしとおぼしけむ」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android