コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

山繭/天蚕 ヤママユ

3件 の用語解説(山繭/天蚕の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

やま‐まゆ【山繭/天蚕】

鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫。クヌギコナラなどの葉を食い、葉間に黄緑色の大きな繭を作る。繭からは良質の絹糸がとれ、屋内飼育はできないので木に網をかけて放し飼いとする。日本・朝鮮半島・台湾などに分布。てんさん。 夏》「庭の木に―飼ひし葉のこぼれ/鳴雪

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

やままゆ【山繭】

ヤママユガ科のガ。はねの開張13センチメートル 内外。はね・体は黄褐色ないし赤褐色で、はねに眼状紋と暗色のすじがある。幼虫は体長約8センチメートル、緑色で節くれだち、長い剛毛がまばらに生える。クヌギやコナラなどの葉を食い、緑色の繭を作る。日本各地と中国の一部に分布し、飼育もされる。ヤママユガ。天蚕てんさん。山蚕やまこ[季] 春。 《 庭の木に-飼ひし葉のこぼれ /内藤鳴雪 》

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山繭
やままゆ

文芸雑誌。1924年(大正13)12月創刊。29年(昭和4)2月終刊。全36冊。石丸重治が中心となり、小林秀雄永井龍男(たつお)、富永太郎、河上徹太郎(てつたろう)らを初期の同人とし、のち堀辰雄(たつお)、瀧口(たきぐち)修造を加え、中原中也(ちゅうや)らが寄稿。昭和文学における芸術派の文学者たちの文学的出発を飾った記念碑的な雑誌。富永太郎の詩や小林秀雄の小説『ポンキンの笑い』(のち『女とポンキン』と改題)、堀辰雄の小説『ルウベンスの偽画』(前半)、永井龍男の小説『外套(がいとう)』、河上徹太郎の音楽評論などが掲げられた。74年(昭和49)日本近代文学館より復刻された。[千葉俊二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

山繭/天蚕の関連キーワード枯葉蛾樟蚕柞蚕尺蛾虎蛾夜蛾山繭糸薄手火蛾大水青蛾神樹蚕

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone