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常習犯 じょうしゅうはんGewohnheitsverbrecher

6件 の用語解説(常習犯の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

常習犯
じょうしゅうはん
Gewohnheitsverbrecher

一定の罪質に属する犯罪を反復,継続的に行う人格傾向を有する犯罪者のこと,またはそのような犯人によって犯される罪のこと。たとえば刑法 186条は常習賭博罪を規定し,刑を加重している。改正刑法草案常習犯に対し不定期刑を言い渡すことができるとしたが (58,59条) ,学界では批判的見解が支配的である。

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デジタル大辞泉の解説

じょうしゅう‐はん〔ジヤウシフ‐〕【常習犯】

一定の犯罪を反復して行う習癖のある者が犯す罪。また、その人。常習賭博(とばく)・常習強窃盗・常習暴行傷害などは、刑の加重が定められている。慣行犯。
好ましくないことをいつも繰り返す者。「遅刻の常習犯

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百科事典マイペディアの解説

常習犯【じょうしゅうはん】

一定の行為を常習とすることによって成立する犯罪。刑法典では常習賭博罪(刑法186条)のみが規定されているが,特別法による常習強窃盗罪,常習的暴行傷害罪などもあり,これらは刑が加重される。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうしゅうはん【常習犯】

犯行を反復する習癖の発現として犯罪が行われる場合をいう。現行法は常習賭博罪(刑法186条1項),常習傷害罪,常習暴行罪,常習脅迫罪,常習器物損壊罪(〈暴力行為等処罰ニ関スル法律〉1条の3),常習強窃盗罪(〈盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律〉2条)等において,個別的に,常習として行われたことを刑の加重事由としている。すなわち,反復して行われる犯罪形態は違法性が強いために刑も重くなるのである。常習性は,常習賭博罪を例にとると,前科・賭博の性質,方法,度数,賭金額等から認定される。

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大辞林 第三版の解説

じょうしゅうはん【常習犯】

ある犯罪を反復して行う習癖のある者が、その犯罪をなすことによって成立する犯罪。また、その罪を犯した人。常習賭博・常習強窃盗・常習暴行傷害などについては刑が加重される。慣行犯。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

常習犯
じょうしゅうはん

一定の犯罪を反復して行う習癖のある犯罪者。固執性犯罪者、性癖犯罪者ともいう。慣習性犯罪者と職業犯罪者とに区別される。刑法には常習賭博(とばく)罪があり、特別法では、盗犯等防止法・暴力行為等処罰法・麻薬取締法などに常習犯の規定があり、刑が加重されている。しばしば累犯に陥るが、累犯でなくとも常習犯の認定は可能である。早発性・労働嫌忌を特徴とする。社会的危険性が高く、その習癖の矯正も困難なため、不定期刑や保安処分を採用する立法例もある。改正刑法草案は、常習者と認定された累犯者(常習累犯)に対し、不定期刑の採用を考慮している。[須々木主一]

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世界大百科事典内の常習犯の言及

【累犯】より

…しかし,これに対しては,責任主義,とくに当該行為のみに注目してそれに見合う刑罰を科すべきだとする行為責任主義に反するのではないかという批判もある。累犯は常習犯と異なり,必ずしも犯行を反復する習癖に基づかなくてもよい。しかし,実際上は両者が重なって常習累犯となることも多い。…

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