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環境難民 かんきょうなんみんenvironmental refugees

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

環境難民
かんきょうなんみん
environmental refugees

環境破壊により生活基盤を失い難民化した人々。 1980年代に入って環境難民と呼ぶようになったが,環境破壊の種類もかつての自然災害 (88年のバングラデシュの洪水など) から,原発事故 (86年のチェルノブイリ) やダム建設 (中国が建設中の三峡ダム) ,砂漠化土壌流出熱帯林の破壊といった人為的要因によるケースがふえつつある。開発により追われる場合は開発難民とも呼ばれている。

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デジタル大辞泉の解説

かんきょう‐なんみん〔クワンキヤウ‐〕【環境難民】

大規模な環境変化によって、住んでいる地を離れざるを得ない人々。気候変動による砂漠化や海面上昇のほか、熱帯雨林焼畑農業過放牧、過剰な灌漑(かんがい)農法などによる土壌荒廃により、生活が困難になった住民を指す。その原因が気候変動による場合は特に気候難民ともいう。1980年代後半以降、世界中で増加。

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百科事典マイペディアの解説

環境難民【かんきょうなんみん】

原子力発電所の事故による放射能の広範囲な汚染,砂漠化の進行,1980年代にみられたような大規模な干ばつ,ネパールとインドのヒマラヤ水域における森林伐採のため下流域のバングラデシュで繰り返される洪水など,何らかの環境破壊によって居住地域を離れざるを得なくなった人々。
→関連項目難民

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