建築契約(読み)けんちくけいやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

建築契約
けんちくけいやく

建築工事について建築主 (施主) と施工者の間にかわされる契約。多くは民法上の請負契約 (632条以下) であるが (→請負 ) ,公共工事請負契約などでは実質的には請負と評価しがたい特殊な慣行的契約が存在するとする有力説がある。建築契約は建設業法 (昭和 24年法律 100号) の規制を受け (18条以下) ,特別な紛争処理制度もある (25条以下) ほか,建設業者団体などの定めた標準約款や融資機関の指定する約款などが用いられることも少くない。

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世界大百科事典 第2版の解説

けんちくけいやく【建築契約】

建築工事契約ともいう。建築工事を行うにあたって施主(建築主)と施工者との間でかわされる商的取決め。建築工事における施工者の決定方法としては,特命,見積合せ,競争入札の三つがある。信頼のおける施工者をあらかじめ選んでおき,他の建設業者と競争させることなく決定する方法が特命で,いくつかの建設業者から見積書を取り寄せ,その内容を詳しく検討して施工者を決定する方法を見積合せという。またいくつかの建設業者から工事請負金額などの条件を提出させ,もっとも有利な条件を提供するものに施工者を決定する方法を競争入札という。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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