弾性繊維(読み)だんせいせんい(英語表記)elastic fiber

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弾性繊維(化学)
だんせいせんい
elastic fiber

一般に細くて長い物質を繊維というが、それらのうち弾性を有する繊維をこのようによぶ。弾性のある繊維として糸ゴムがあったが、これは細い糸が得られず、染色も困難で耐久性も劣っていた。弾性繊維はこれらの欠点を改良したもので、アメリカのデュポン社よりライクラLycra(一般名スパンデックスSpandex)という商品名で発売されている。ポリエステルまたはポリエーテルで両末端をヒドロキシ基にした軟らかい部分と、ヒドラジンとをジイソシアナートで結合させたポリウレタン系線状構造の繊維である。他の繊維と混紡して肌着、海水着、スキーズボンなど広い分野に用いる。[垣内 弘]
『岩田敬治編『ポリウレタン樹脂ハンドブック』(1987・日刊工業新聞社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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