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後ろ ウシロ

デジタル大辞泉の解説

うしろ【後ろ】

人や物の正面とは反対の側。また、その方向。
㋐後方。背後。「後ろを向く」「後ろへ順に送る」「駅の後ろの公園」⇔
㋑背中。「敵に後ろを見せる」
表からは見えない所。物の裏側になっているところ。「カーテンの後ろ」「後ろで糸を引く」⇔
順序のあとの方。また、最後のところ。「行列の後ろにつく」「物語の後ろの方でどんでん返しがある」⇔
過去のこと。「後ろを振り返らず前向きに生きる」

㋐舞台に出て役者の着付けを直したりする者。後見(こうけん)。
㋑舞台の後方で黒衣を着て控え、役者に台詞(せりふ)をつける者。
㋒舞台の陰で役者の所作につれて歌ったり、演奏したりすること。また、その音楽。下座音楽。
物事の過ぎ去ったのち。特に、人が去ったり、死んだりした、それから先。
「世を去りなむ―の事、知るべきことにはあらねど」〈・椎本〉
下襲(したがさね)のしり。裾(きょ)。
「御衣(おんぞ)の―ひきつくろひなど」〈紅葉賀

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うしろ【後ろ】

人・物の前面・正面と反対の側の方向・位置。背後。 ↔ 「この写真で A 氏の-にいるのが B 氏だ」 「 -から声をかける」
見えているのとは違う側。物の陰。 「建物の-に回る」
ある人・組織と関連がありながら表面化していない部分。背後。 「 -で糸を引く」
長い物の末の方。後部。 ↔ 「列の-につく」
芝居の舞台で、俳優の後ろに控え、台詞せりふをつけたり後見をしたりする黒子くろご
舞台の陰で、役者の所作につれて効果を高めるためにはやす音曲。
物事の起こったあと。将来。行く末。 「なき御-に、口さがなくやは/源氏 夕顔
下襲したがさねのしり。裾きよ。 「御衣の御-ひきつくろひなど/源氏 紅葉賀」 〔「うしろ」は静止的な位置関係を表す語で、対義語は「まえ」。これに対して「あと」は事態・動作の実現の先後関係を表し、対義語は「さき」。「この列車のあと寄り八両は仙台ゆきです」は誤りで、「うしろ寄り」と言うべきもの。これは漢字で「後」とあったために誤読されて生まれた言い方であろう。また、「のち」は時間がある程度経過した場合に用いる語で、対義語は「まえ」。「その後」と書くと「そののち」か「そのご」かわからないが、意味はどちらでもほぼ同じである〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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