デジタル大辞泉 「御寒い」の意味・読み・例文・類語 お‐さむ・い【▽御寒い】 [形]1 「寒い」の美化語。2 数量や内容が乏しくて心細い。「懐が―・い」「防災対策といえば―・いかぎりだ」[類語]貧弱・貧相・みすぼらしい・ちゃち・ぼろい・劣悪・劣等・粗末・お粗末・粗悪・低劣・不出来・不良・出来損ない・役立たず 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御寒い」の意味・読み・例文・類語 お‐さむ・い【御寒】 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「お」は接頭語 )① 「寒い」の丁寧語。[初出の実例]「けしからん御寒(オサム)い事(こっ)てございます」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)② 物事の状態が貧弱で心細い。なさけない。[初出の実例]「ある文化的国際大会の席上で、いえ、私はなんにもわかりませんからどうぞよろしく、とやって退けたというお寒い日本代表作家」(出典:私小説の系譜(1948)〈中野好夫〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例