デジタル大辞泉
「貧弱」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひん‐じゃく【貧弱】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 財力などが乏しいこと。貧しくてよわいこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「復二美作国大庭真嶋両郡百姓課役一一年。以二山谷之間黎庶貧弱一也」(出典:日本三代実録‐貞観九年(867)七月二二日)
- 「みだりなる費(ついへ)をなして国用貧弱(〈注〉マヅシク)」(出典:大学要略(1630)下)
- [その他の文献]〔史記‐周本紀〕
- ② 見劣りがしてみすぼらしいこと。必要を満たすに十分でないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「私は貧弱な思想家ですけれども」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉上)
貧弱の補助注記
大曲駒村の「東京灰燼記」の自序には、「この貧弱たる書の使命は尽きる」とあり、タリ活用の例が見られる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「貧弱」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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