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心理戦争 しんりせんそう psychological warfare

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

心理戦争
しんりせんそう
psychological warfare

平時,戦時を通じて,敵 (潜在敵) ,非友好国,中立国,非同盟国,同盟国および自国の国民や軍隊に対して,心理的に働きかけ,国家政策の遂行を有利にするための「見えざる戦い」をいう。手段として,外交,経済,文化 (マスコミ) その他あらゆる方法が動員される。

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デジタル大辞泉の解説

しんり‐せんそう〔‐センサウ〕【心理戦争】

喧伝やマスコミによって相手国の世論や行動に圧力を加え、自国の外交や戦争を有利に運ぶ方法。心理戦。

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百科事典マイペディアの解説

心理戦争【しんりせんそう】

武力によらないで,謀略や宣伝により敵国の国民や軍隊の戦争意欲を動揺させようとする戦争手段。情報伝達手段の発達した現代では重視されている。第2次大戦では〈神経戦〉(neurotic warfare)という言葉が使われ,ラジオ放送や宣伝ビラの散布などにより敵側の不安や恐怖心をあおる方法が多く使われた。
→関連項目戦争

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

心理戦争
しんりせんそう

宣伝やマス・メディアなどにより、相手国の世論と行動に圧力を加え、自国の軍事目的の達成を図るとともに、広義には各種の国家目的の有利な展開を図ること。戦争遂行の補助手段として古くから心理的な戦いや謀略宣伝を用いた戦例はあるが、第二次世界大戦後の冷戦激化のなかで、心理戦争は東西両陣営の主要な戦法となった。このため宣伝または謀略からさらに進んで、イデオロギーの戦い、社会体制の是非・優劣を争う高度なものになった点に新しい特色がある。こうして戦時、紛争時だけでなく平時においても、相手国の士気を低下させ世論を分裂させるさまざまな方法が試みられる一方、自国内の世論の啓発、同盟国および中立国の民心を味方にする方策が大きな比重を占めるようになった。マス・メディアの発達により、自国の威信の確立や、政治・経済的優位の確保など、広い国家目的のための重要な手段としての役割を果たしつつある。[林 茂夫]

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