なんらかの刺激を加えると性的興奮を誘発してくる部位をいう。性器としての外陰部は、解剖学的にも知覚神経終末が豊富に分布していて、明らかに性感帯であるが、それ以外の部分でも、刺激によって性的興奮を生じる部位を性感帯としている。しかし、性感の感受性には個人差があり、同じ部位、同じ刺激であっても著しく異なる。乳房は本来、授乳器官であるが、第二次性徴の著明な器官であり、外国では性器の一部として取り扱われるほどである。乳頭、乳輪にはさまざまな種類の知覚神経終末が豊富に分布しており、きわめて敏感な部分で、性感帯とされている。また、口唇(くちびる)あるいは肛門(こうもん)のように、皮膚から粘膜に移行する部分も一種の性感帯とされる。このほか腋窩(えきか)(わきのした)、口の周囲、手掌、足底、膝(ひざ)、耳介、外耳道、あるいは鼻粘膜などの部分も、刺激を受けることによって性的興奮とかかわるといわれる。確かに、動物実験では、特殊な臭いで鼻粘膜を刺激すると性的興奮をおこすことは知られているが、これらの部分は厳密な意味での性感帯ではなく、むしろ男女間の感情的な要素の働きで、その刺激が性的興奮をおこすものと考えられる。
[嶋井和世]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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