感受(読み)カンジュ

デジタル大辞泉 「感受」の意味・読み・例文・類語

かん‐じゅ【感受】

[名](スル)
印象などを感じて心に受けとめること。
稲妻のように鋭く葉子はこの男の優越を―した」〈有島或る女
外界刺激感覚器官によって受け入れること。「光を感受する」
[類語]感ずる思うさと感じ取る実感感得感知直感直覚予感ぴんと来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「感受」の意味・読み・例文・類語

かん‐じゅ【感受】

  1. 〘 名詞 〙 外界の刺激や印象を感じ、受けいれること。
    1. [初出の実例]「感受の力の勝つ者は誰しも同じ事ながら〈略〉眼早くそれを視て取って」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)

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