手柄(読み)テガラ

デジタル大辞泉 「手柄」の意味・読み・例文・類語

て‐がら【手柄】

1 人からほめられるような立派な働き。功績。功名。「手柄を立てる」「大手柄」
2 腕前。手並み。
「されば―の精励、立ち合ひに見ゆべし」〈花伝・三〉
[類語]功績・功労・功・殊勲・金字塔・遺産・実績・成績・業績・成果・偉業・遺業・勲功・偉功・事績・足跡・収穫・結実・実り・治績・偉勲・巨歩

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精選版 日本国語大辞典 「手柄」の意味・読み・例文・類語

て‐がら【手柄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① その人の身についた腕前。手なみ。手練。技量。
    1. [初出の実例]「留めんとおもはばよれや。手がらの程みせん」(出典:平治物語(1220頃か)中)
    2. 「かやうなる手がらにて、人を泣かする所あらば、無上の上手と知るべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)二)
  3. ② 他から賞されるような働きをすること。功績をあげること。功名を立てること。また、その働き。いさお。功名。
    1. [初出の実例]「河野と陶山が手柄(テガラ)の程、いとど名高く成にけり」(出典:太平記(14C後)八)
    2. 「その男から記事を取れば社会面の特種になり、記者として手柄になる」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉霧夜)
  4. ③ ききめ。効能。効果。
    1. [初出の実例]「都へのほって、かうやくのてがらをみてまいらばやと存る」(出典:虎明本狂言・膏薬練(室町末‐近世初))
  5. ④ 手なみを誇ること。自慢すること。
    1. [初出の実例]「さてさて手がらなへへをもちたことぢゃ」(出典:咄本・学習院本昨日は今日の物語(1614‐24頃))
  6. ⑤ 「てがらもの(手柄者)」の略。
    1. [初出の実例]「手がらの兵を百ほどかくいて信をめしとってみやこへのぼせてきられたぞ」(出典:玉塵抄(1563)六)

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