手稲区(読み)テイネク

デジタル大辞泉 「手稲区」の意味・読み・例文・類語

ていね‐く【手稲区】

手稲

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日本歴史地名大系 「手稲区」の解説

手稲区
ていねく

面積:五六・九二平方キロ

平成元年(一九八九)一一月、区域の人口増加により、西区北部を割いて設置された。北から西は後志支庁の小樽市、南西は南区、南から南東は西区、北東は北区・石狩支庁石狩市に接する。北東部石狩平野の西端部にあたる平地、南西部は手稲山北側の山地で、区域をしん川水系の三樽別さんたるべつ川・がる川・にごり川などが北流し、小樽市境を星置ほしおき川が同じく北に流れる。区域には明治六年(一八七三)までに上手稲村(一部は現西区)下手稲村発寒はつさむ(一部は現西区・北区)が成立。同一五年下手稲村から山口やまぐち村が分村する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手稲区」の意味・わかりやすい解説

手稲〔区〕
ていね

北海道中西部,札幌市の北部を占める区。旧手稲町。 1967年札幌市に併合,72年札幌市の政令指定都市昇格に伴い,区制で西区に入り,89年西区より分区。地名アイヌ語のテイネ (山霧の多い湿潤の地) に由来する。安政4 (1857) 年の入植により開発。区域中央を JR函館本線,国道5号線,札樽 (さっそん) 自動車道が通り,北側に化学,鉄工木工などの工業団地が立地。また住宅地化が進み,住宅団地やニュータウンが造成されている。手稲山の北麓にはスキー場ボブスレーリュージュの競技場を備える手稲オリンピアがある。面積 56.77km2。人口 14万2625(2020)。

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