手稲(読み)テイネ

デジタル大辞泉 「手稲」の意味・読み・例文・類語

ていね【手稲】

札幌市の区名。平成元年(1989)西区から分区して成立

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精選版 日本国語大辞典 「手稲」の意味・読み・例文・類語

ていね【手稲】

  1. 札幌市の行政区一つ。平成元年(一九八九)西区から分離成立。小樽市に隣接し、市西部、新川以南から手稲山北麓に及ぶ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「手稲」の意味・わかりやすい解説

手稲
ていね

札幌市西区と手稲区にまたがる地区。1967年(昭和42)札幌市と合併。1880年(明治13)函館(はこだて)本線軽川(がるかわ)(現、手稲)駅の設置で開発が始まり、酪農と金鉱山で知られたが、第二次世界大戦後は札幌市の郊村的性格をもち、札幌市との合併後は住宅地と工場立地が進行した。小樽(おたる)市に近く石狩湾に近い沖積平野は住宅団地が建設され、1972年冬季オリンピックの会場となった手稲山麓(さんろく)にはスキー場やゴルフ場などが立地する。

[奈良部理]

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百科事典マイペディア 「手稲」の意味・わかりやすい解説

手稲[区]【ていね】

北海道札幌市北西部の区。1989年西区より分区。西部は手稲連山がそびえ,北西部は大浜(日本海)の砂丘が続く小樽市に接す。区域の60%を山地が占める。函館本線手稲駅南側は古くから栄えた地域で商店街を形成,北側には住宅地が広がる。西側は金属・食品・印刷など地場企業が立地する手稲工業団地(32ha)。北端部の手稲山口地区は砂地特性を生かしたカボチャ・メロンの露地栽培が盛ん。1972年札幌冬季オリンピックの会場になったスキー場がある。56.77km2。13万9644人(2010)。

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