字通「才」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…その員数や名称は時代によって異なるが,唐制によれば,後宮の人的構成は,内官・宮官・内侍省の3部より成る。内官は妃嬪たちで,妃(正一品)・六儀(正二品)・美人(正三品)・才人(正四品)の4等級に分かれた。宮官は,尚官(総務)・尚儀(礼楽)・尚服(衣服・車馬)・尚食(食膳)・尚寝(住居)・尚功(工芸)の6局に分かれ,正五品以下の女官がこれを分掌した。…
…中国の宋・元時代,都市経済の発達により,大都会の盛場の劇場や寄席では,芝居,講談,漫才,その他の演芸がさかんに演じられたが,それらの芝居や演芸の作者を〈才人〉といい,才人の組織した同業者組合を〈書会〉とよんだ。当時の戯曲小説には,個人の創作ではなく,書会による集団的創作であったものがかなりあり,のちの小説《水滸伝》なども,元来は書会によってまとめられたと考えられる。…
…(1)白丁 賤民の代名詞であり,屠殺や柳器匠などに従事する被差別民。(2)才人 白丁から分化し,軽業などを業とする大道旅芸人。(3)巫覡(ふげき) 男女のシャーマン(なお〈ムーダン〉の項目参照)。…
…朝鮮語ではペクチョン。白丁という語は高麗時代には国家の職役についていない一般庶民を指したが,1423年に政府が非農耕民である禾尺(かしやく)(楊水尺)・才人を〈新白丁〉として戸籍に編入したことからしだいに差別語化した。早く分離して軽業などの大道芸人となった才人とともに,白丁は賤民の代表として厳しい迫害をうけた。…
…祭舞,呑刀,吐火などの奇伎や,西域胡人戯,竹馬,処容舞,傀儡戯,百獣舞などの演目である。このような儺戯とともに職業的な才人(ジエイン),広大(クワンデ)らによる雑戯が12世紀の記録にみえている。また功臣を追慕,記念するための演劇や,権勢家の家臣の横暴をあばく風刺劇なども行われたことがうかがえる。…
※「才人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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