出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
戦争などを通じて敵の集団から捕らえた女性を妻とする結婚。マクレナンは、これを婚姻制度のもっとも初期に普遍的に存在した制度であると考えた。それによると、原始集団は不断の闘争状態にあり、略奪による妻の獲得が習わしであったが、これが集団間の平和の成立後にも制度として残り、集団内での婚姻を禁ずる外婚規制を生むに至ったという。確かに婚姻儀礼の一部として花嫁略奪を演じてみせる例が数多く報告されているが、いずれも象徴的行為にすぎず、マクレナンのいう略奪婚の存在を証明するものとは考えられない。
[濱本 満]
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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