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文人生 ぶんじんいけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

文人生
ぶんじんいけ

文人花ともいう。生け花の一様式名。生花 (せいか) は論理的,規則的になりやすいので江戸時代中頃以後,文人,南画家たちが中心となり,創作の自由を不完全性の美に求めた新様式。成立時期は 18世紀末から 19世紀初め。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

文人生
ぶんじんいけ

いけ花の一つ。文人花(ぶんじんばな)ともいう。立花(りっか)や生花(せいか)のように定型化したいけ花に対し、形式にとらわれない自由な花で、江戸時代から、柳沢淇園(きえん)、上田秋成(あきなり)、田能村竹田(たのむらちくでん)などの文人たちの間で文人画を描くような気持ちで花をいけることが余技として愛好されたのでこの名称がある。彼らは、茶を喫し花を賞美することを第一とした中国文人袁宏道(えんこうどう)の著『瓶史(へいし)』の影響から、煎茶(せんちゃ)の席に好んで文人生を飾った。作風には無技巧のものや怪奇な枝ぶりのものもあり、文人詩境の個性豊かないけ花として、立花、生花という当時の定型化したいけ花に自由で清新な気を与えるものとなった。[北條明直]

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