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盆花 ぼんばな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

盆花
ぼんばな

盆に供える花。ききょう,おみなえし,みそはぎ,はぎ,ゆりなどを総称していう。最近では,はすなどの造花をも盆花と称している。古くは盆の 10日前後に山からとってきたもので,その行事を盆花迎えという。盆の精霊が盆花を依代 (よりしろ) として,山から家々へ迎えられるとされている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼんばな【盆花】

盆棚に供える花のこと。8月6日ころから12日ころまでの間に山へとりに行く。ミソハギを中心としたキキョウカルカヤオミナエシなどである。京都市内ではコウヤマキを盆花とする。江戸時代初めころから珍皇寺へ旧暦7月9日(今は月遅れの8月9日)に精霊迎えに行き,3回の鐘で迎えた先祖を境内の売店で購入したコウヤマキにのせて帰るのである。盆花は祖霊の依代(よりしろ)であった。これを13日まで井戸につるした後,蓮華や早稲穂をそえて盆棚に供える。

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大辞林 第三版の解説

ぼんばな【盆花】

盂蘭盆うらぼんに、盆棚に飾る花。多くハギやキキョウなど秋草を用いる。
キキョウの異名。

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世界大百科事典内の盆花の言及

【草市】より

…盆市,花市ともいい,盆行事用品を売る市。この市に欠かせない品物は,祖霊の依代(よりしろ)と考えられる盆花と,精霊棚用の材料などである。盆花は,もともと山から採ってきたものであろう。…

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