文藻(読み)ブンソウ

精選版 日本国語大辞典 「文藻」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐そう‥サウ【文藻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文章、詩文のあや。
    1. [初出の実例]「講法華文藻。名為勧学会」(出典本朝文粋(1060頃)一〇・世尊大恩詩序〈高階積善〉)
  3. 文章の才能。文才。
    1. [初出の実例]「時議者、歎其洪学。未幾文藻日新」(出典:懐風藻(751)大友皇子伝)
    2. 「学殖があり、文藻もある」(出典:王城の護衛者(1965)〈司馬遼太郎〉)
    3. [その他の文献]〔蜀志‐秦宓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「文藻」の読み・字形・画数・意味

【文藻】ぶんそう

文才。

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