デジタル大辞泉 「詞藻」の意味・読み・例文・類語 し‐そう〔‐サウ〕【詞藻】 1 言葉のあや。修辞。「豊かな詞藻の文」2 文章や詩歌。「婦女に対する愛の自ら―の上にあらわれしも多かるべく」〈子規・墨汁一滴〉3 詩文に対する才能。「詞藻豊かな青年」[類語](1)修辞・レトリック・文飾・潤色・文彩・修飾・措辞/(2)詩文・文章・文ぶん・書き物・一文いちぶん・散文・文言もんごん・編章・詞章・文辞ぶんじ・文藻・文体・文面・章句・書面/(3)文才・筆才・文藻・詩才 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「詞藻」の意味・読み・例文・類語 し‐そう‥サウ【詞藻】 〘 名詞 〙① 文章の修辞。美しいことば。ことばのあや。[初出の実例]「試に西詩を訳出せり。余素より詞藻に乏しと雖も」(出典:新体詩抄(1882)グレー氏墳上感懐の詩・前文〈矢田部良吉〉)[その他の文献]〔欧陽脩‐日本刀歌〕② 詩歌または文章。[初出の実例]「雖レ餝二詞藻一。焉動二心根一。縦養二性花月一」(出典:本朝文粋(1060頃)二・答貞信公辞関白表勅〈菅原文時〉)「蓋し元義には熱情の人なりしを以て婦女に対する愛の自ら詞藻の上にあらはれしも多かるべく」(出典:墨汁一滴(1901)〈正岡子規〉二月一九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「詞藻」の読み・字形・画数・意味 【詞藻】しそう(さう) 文彩ある詩文。〔北斉書、祖伝〕、、詞(しういつ)なり。少(わか)くして令譽を馳(は)せ、世の推すと爲る。字通「詞」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報