新荘川(読み)しんじょうがわ

日本大百科全書(ニッポニカ)「新荘川」の解説

新荘川
しんじょうがわ

高知県中西部を流れる川。高岡郡津野(つの)町の鶴松森(かくしょうもり)の南東部斜面に源を発し、仏像構造線に沿って東流し、土佐湾奥部の須崎湾(すさきわん)に注ぐ。流路延長24.9キロメートル。上流は谷が狭く、中流、下流にやや平地が開ける。流域は戦国期に津野氏の支配下にあり、津野町姫野々(ひめのの)に本城と城下集落があった。1979年(昭和54)に特別天然記念物のニホンカワウソ生息が確認されたが、その後の生息記録はなく、絶滅したものと考えられている。アユ釣りが盛んである。河谷沿いを国道197号が走る。

[大脇保彦]

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デジタル大辞泉「新荘川」の解説

しんじょう‐がわ〔シンジヤウがは〕【新荘川】

高知県中西部を流れる川。高岡郡津野つの町の鶴松森かくしょうもり(標高1100メートル)南東斜面に源を発してほぼ東流し、須崎すさき市を通り、土佐湾奥部の須崎湾に注ぐ。長さ25キロ。上流は峡谷、中・下流域はやや平地が開けている。特別天然記念物のニホンカワウソの生息が最後に確認された川として知られる。

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世界大百科事典内の新荘川の言及

【葉山[村]】より

…人口4630(1995)。村の北西端,鶴松(かくしよう)森(1100m)近くに源を発する新荘川が,東西に走る断層線に沿って東流,須崎市に入って須崎湾に注ぐ。沿岸には河岸段丘が発達。…

※「新荘川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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