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朝鮮神宮 ちょうせんじんぐう

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうせんじんぐう【朝鮮神宮】

日本の統治下,朝鮮全土の総鎮守として京城府(ソウル)南山に建てられた神社。祭神は天照大神明治天皇。朝鮮各地に建てられた60余社中唯一の官幣大社国家神道のもとで植民地,占領地には数多くの神社が創建されたが,その主要なものの一つである。1919年に創建を決定,翌年境内地を定め,150万円をかけて25年に竣工,10月15日に勅使を迎えて鎮座の儀,17日に第1回の例祭が行われた。以後勅祭社となり例祭には勅使が立ち,宮司は勅任官の待遇を受けた。

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世界大百科事典内の朝鮮神宮の言及

【ソウル】より

…文化面では,日本の朝鮮統治の重要な側面である同化政策の一環として,教育が重視され,東京大学をモデルにして建物の配列の雰囲気までが似ていたとされる京城帝国大学(1924)をはじめ各種の専門学校などが設立された。また,1925年には南山中腹に朝鮮神宮が建てられ,参拝が強制された。しかし現実には,官庁や企業では幹部を日本人が独占するなど朝鮮人を差別し,南郊の竜山などに日本人町をつくって朝鮮人とはかけはなれた生活を営んだ。…

※「朝鮮神宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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