東京ドーム(読み)トウキョウドーム

デジタル大辞泉 「東京ドーム」の意味・読み・例文・類語

とうきょう‐ドーム〔トウキヤウ‐〕【東京ドーム】

東京都文京区にある日本初のドーム球場愛称はビッグ‐エッグ。昭和63年(1988)完成。グラウンド人工芝で、面積1万3000平方メートル、両翼100メートル、センターまで122メートル。収容人数は野球時で約4万6000人、最大で5万5000人。野球だけでなく各種催し物の会場としても利用される。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京ドーム」の意味・わかりやすい解説

東京ドーム
とうきょうドーム

東京都文京区後楽にある多目的施設・競技場。株式会社東京ドームが運営する。後楽園球場解体に伴い隣接する後楽園競輪場の跡地に建設され,1988年3月17日,日本初の屋根付き野球場として開業。屋根部分はフッ素樹脂ポリテトラフルオロエチレンでコーティングしたガラス繊維膜材でできており,内外の気圧差を利用して支えられている(→空気膜構造)。施設面積 4万6755m2,グラウンド面積約 1万3000m2本塁から両翼まで 100m,中堅まで 122m,収容人員 5万5000人。プロ野球球団の読売ジャイアンツのフランチャイズ球場である。

東京ドーム
とうきょうドーム

総合レジャー企業。 1936年野球専用球場建設を目的に後楽園スタヂアム設立。翌 1937年に後楽園球場を完成させ,プロ野球向けに賃貸する一方,各種運動競技や屋外大集会場として一般利用者に貸与した。第2次世界大戦後,スポーツの殿堂として再出発し,1949年に国営競馬 (現中央競馬) の場外馬券売場,自転車競技場開設,1953年に日本スケートを吸収合併し,アイスパレス,プール傘下に収めた。その後,総合娯楽センターとして発展,流通業,ホテル業などに事業を拡張。 1988年東京ドームを完成し,1990年に現社名とする。売上高 613億 5800万円,資本金 328億 6700万円,従業員数 852名 (2004) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東京ドーム」の解説

東京ドーム

正式社名「株式会社東京ドーム」。英文社名「TOKYO DOME CORPORATION」。サービス業。昭和11年(1936)「株式会社後楽園スタヂアム」設立。平成2年(1990)現在の社名に変更。本社は東京都文京区後楽。スポーツ娯楽施設の運営・賃貸会社。ドーム球場・遊園地・温浴施設などで構成する「東京ドームシティ」が中核。ほかにバラエティ雑貨店の全国展開も。東京証券取引所第1部上場。証券コード9681。

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デジタル大辞泉プラス 「東京ドーム」の解説

東京ドーム

東京都文京区にあるスポーツ施設。1988年開設。愛称は「BIG EGG」。プロ野球「読売ジャイアンツ」の本拠地。コンサートなどのイベントも行われる。

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