東野[町](読み)ひがしの

百科事典マイペディアの解説

東野[町]【ひがしの】

広島県豊田郡,大崎上島北東部と周辺の小島を占める旧町。江戸中期以降海運と造船業で栄えた。ミカンを産し,造船鉄工など工業も行う。契(ちぎり)島には鉛製錬所がある。佐組島臼島などは瀬戸内海国立公園の一部。2003年4月,大崎町,木江町と合併して大崎上島町となる。12.67km2。3037人(2000)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひがしの【東野[町]】

広島県豊田郡に属し,芸予諸島大崎上島北東部を占める町。人口3291(1995)。中央部を南北に縦走する丘陵性山地によって町は二分され,東側を外表(そとおもて),西側を内浦と呼ぶ。北や西の海上には佐組(さぐみ)島,生野(いくの)島,契(ちぎり)島,臼島,船島をはじめ大小の島々が散在し,その多くは瀬戸内海国立公園に含まれる。島は古くから瀬戸内海航路の要衝で,北東端の鮴崎(めばるざき)は江戸中期には船舶の主要寄航地であった。

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世界大百科事典内の東野[町]の言及

【大崎上島】より

…小湾の奥に平地があり,島嶼(とうしよ)部としては干拓地が多い。豊田郡に属し,島の北西に大崎町,北部に東野(ひがしの)町,南側には木江(きのえ)町がある。3町の産業はミカンを共通に,大崎の農業,東野の造船と精錬(同町契島の東邦亜鉛),木江の造船が特色で,木江はかつて機帆船の寄港地として知られた。…

※「東野[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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