デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平信孝」の解説 松平信孝 まつだいら-のぶなり 1655-1690 江戸時代前期の大名。明暦元年生まれ。丹波篠山(ささやま)藩(兵庫県)藩主松平典信(すけのぶ)の長男。松平重信(しげのぶ)の養子となり,寛文13年家督をつぐ。元禄(げんろく)2年若年寄となり,加増されて駿河(するが)(静岡県)小島(おじま)藩主松平(滝脇(たきわき))家初代。1万石。ただし陣屋を庵原郡(いはらぐん)小島にさだめるのは2代信治(のぶはる)のとき。元禄3年10月18日死去。36歳。通称は助十郎。 松平信孝 まつだいら-のぶたか ?-1548 戦国時代の武将。松平信忠(のぶただ)の次男。松平清康(きよやす)の弟。はじめ三河(愛知県)三木(みつぎ)にすみ,三木松平と称する。天文(てんぶん)6年甥(おい)松平広忠の岡崎帰城に尽力し,後見となる。のちかつての敵,織田信秀に属して岡崎城の広忠軍とたたかい,天文17年4月15日戦死。通称は蔵人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by