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枚聞神社 ヒラキキジンジャ

百科事典マイペディアの解説

枚聞神社【ひらききじんじゃ】

鹿児島県指宿市に鎮座。旧国幣小社。枚聞神をまつる。〈おかいもんさま〉と通称。延喜式内社とされ,薩摩国の一宮。例祭は10月15日。ほかに灯祭(旧7月18日)などがある。
→関連項目開聞岳

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デジタル大辞泉プラスの解説

枚聞(ひらきき)神社

鹿児島県指宿市にある神社。創祀は不明。祭神は大日霎貴命(おおひるめむちのみこと)、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、天之穂日命(あめのほひのみこと)ほか。薩摩国一之宮。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひらききじんじゃ【枚聞神社】

鹿児島県揖宿郡開聞(かいもん)町に鎮座。大日孁貴(おおひるめのむち)命,天之忍穂耳(あめのおしほみみ)命,天之穂日命,天津彦根命,活津(いくつ)彦根命,熊野樟日命,多紀理毘売(たぎりひめ)命,狭依(さより)毘売命,多岐都比売(たぎつひめ)命の9柱をまつる。創建は古く,860年(貞観2)に従四位下を授けられている。882年(元慶6)には正四位下となり,885年(仁和1)奉幣が行われ,延喜の制では小社に列せられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

枚聞神社
ひらききじんじゃ

鹿児島県指宿(いぶすき)市開聞(かいもん)町に鎮座。枚聞神(開聞神)を祀(まつ)る。九州本島の最南端に鎮座する古社で、薩摩(さつま)富士と称される開聞岳の麓(ふもと)にある。延喜(えんぎ)の制で小社に列せられ、1200年(正治2)島津忠久(ただひさ)の社殿再建以来、歴代藩主の修理・再建など十余度の多きにわたり、現在の社殿は1787年(天明7)島津重豪(しげひで)の再興にかかるものである。古来より琉球(りゅうきゅう)からも厚い崇敬が寄せられ、「神徳讃仰(さんぎょう)」の数枚の額面が琉球王の名によって献納されている。1871年(明治4)5月、国幣小社に列せられた。神宝に室町時代の松梅蒔絵櫛笥(まきえくしげ)がある。例祭は10月15日。[落合偉洲]

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世界大百科事典内の枚聞神社の言及

【開聞岳】より

…【横山 勝三】
[信仰]
 古くは枚聞(ひらきき)岳と称し,薩摩半島の南端に位置するため古来より海上を航行する船舶の目標とされてきた。その北麓にまつられる開聞神社(枚聞神社)は860年(貞観2)に従四位下に叙され,874年,885年(仁和1)の開聞岳の大爆発も記されている。開聞神社の祭神に関しては諸説あるが,《三国名勝図会》に和多津美神あるいは豊玉彦命,塩土老翁(しおつちのおじ),豊玉姫をまつり,本宮中尊女体は豊玉彦妻神をまつると伝えているように,開聞岳は海の神をまつる山として信仰されてきた。…

【山宮】より

…これが里宮の成立である。大和三輪山の大神(おおみわ)神社,薩摩開聞岳の枚聞(ひらきき)神社などが,いずれも拝殿のみで本殿の構えをもたないのは,山頂を遥拝する里宮であったことを示している。したがって社祠の成立からみると里宮がはやく,山宮はその後であった。…

※「枚聞神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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