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枯れる カレル

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デジタル大辞泉の解説

か・れる【枯れる】

[動ラ下一][文]か・る[ラ下二]
草木が、水分などがなくなり、生命を保つことができなくなる。花や葉が変色したり、落ちたりする。「作物が―・れる」「葉が―・れる」
張りやみずみずしさがなくなる。本来の勢いがなくなる。「やせても―・れても」
人物や技術が練れて、深みが増す。円熟して、落ち着いた深い味わいが出てくる。「芸が―・れる」「―・れた人柄」
技術や製品などが、その登場から十分な時間が経ち、すでに問題点が出尽くし、解決も済んでいる。最先端のものではないが、不測の事態が発生しにくく、安定して動作することを意味する。「―・れた技術」
動物が死んで干からびる。
「葉のさま、花も、虫などの―・れたるに似て」〈・四〇〉
膿(うみ)が出て、おできの表面が乾く。
「督(かん)の殿の御瘡―・れさせ給ひつれど」〈栄花・峰の月〉
滅んでしまう。
「其人の徳にてらされて―・れぬ名をとどめしもあるに」〈鶉衣・蓼花巷記〉

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大辞林 第三版の解説

かれる【枯れる】

( 動下一 ) [文] ラ下二 か・る
〔「涸れる」と同源〕
草木が水分を失って、生気がなくなる。 「植木が-・れる」 「花が-・れる」
(比喩的に用いて)本来の勢いがなくなる。朽ちる。 「やせても-・れても武士だ」
人柄や技芸が深みのある渋さをもつようになる。円熟する。 「 - ・れた芸」
人・虫・魚などが死んでひからびる。 「虫などの-・れたるに似てをかし/枕草子 40
傷口がかわく。かせる。 「督の殿々御瘡-・れさせ給つれど/栄花 嶺の月
[表記] かれる(枯・涸・嗄
「枯れる」は“草木が生気を失う。円熟する”の意。「花が枯れる」「痩せても枯れても」「枯れた芸」  「涸れる」は“水がなくなる。能力が尽きる”の意。仮名で書くことが多い。「泉が涸れる」「涙も涸れる」「情熱が涸れる」  「嗄れる」は“声がかすれる”の意。仮名で書くことが多い。「声が嗄れる」

出典|三省堂
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