精選版 日本国語大辞典 「染羽天石勝神社」の意味・読み・例文・類語 そめはあめのいわかつ‐じんじゃそめはあめのいはかつ‥【染羽天石勝神社】 島根県益田市染羽(そめば)町にある神社。旧県社。祭神は天石勝命(あめのいわかつのみこと)・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)ほか。神亀二年(七二五)熊野権現を勧請(かんじょう)。徳川氏の祈願所として崇敬された。石勝神社。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「染羽天石勝神社」の解説 染羽天石勝神社そめばあめのいわかつじんじや 島根県:益田市上本郷村染羽天石勝神社[現在地名]益田市染羽町曲流する益田川右岸にあり、南は万福(まんぷく)寺。「延喜式」神名帳にみえる式内社。主祭神は天石勝命。旧県社。中世には滝蔵(たきくら)権現とよばれた。社伝によれば、神亀二年(七二五)石神の傍らに神社を建て、染羽天石勝神社とよんだが、大同三年(八〇八)熊野十二所権現の分霊を紀州熊野から移し、以後滝蔵熊野権現あるいは滝蔵権現とよんだという。承平元年(九三一)京都から浄蔵大徳が来て真言宗勝達(しようたつ)寺を建て、明治維新の神仏分離で廃寺となるまで、滝蔵権現の別当寺として神社左手後方の高台にあったという。この勝達寺の本尊であった木造不動明王坐像は平安後期の作といわれ、現在は神奈川県鎌倉市極楽寺に安置されている。永徳三年(一三八三)八月一〇日の益田祥兼置文条々(益田家文書)に「滝蔵・春日・八幡宮・惣社大明神、為当所根本大社、御祭礼神役、任先例不可有退転」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「染羽天石勝神社」の解説 染羽天石勝神社 島根県益田市にある神社。725年創建と伝わる。本殿は国の重要文化財に指定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by