コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

染韋(染革) そめかわ

世界大百科事典 第2版の解説

そめかわ【染韋(染革)】

皮革工芸の一種。韋はウシ,ウマ,シカ,サルなどのかわを柔らかくなめした〈なめしがわ(鞣韋)〉のことで,トラ,クマ,イノシシなどの毛のある生皮を意味する〈皮〉,毛を取りあぶらを抜いて堅くした〈つくりがわ(理革)〉を意味する〈革〉とは区別される。染色するには主として〈韋〉を用い,なかでもシカの韋が多く,文様を染めるには,文様を切り抜いた型紙を当てて染料を引く。文様をあらわした染韋を〈絵韋(革)(えがわ)〉ともいう。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の染韋(染革)の言及

【皮∥革】より

…動物からはいだ皮膚を皮といい,皮から毛を除き,なめしてえられる製品を〈なめし革〉〈革(かく∥かわ)〉という。なめしていない生皮から革までを含めて皮革(ひかく)と総称する。毛皮は毛をつけたままなめしたもので,広義には皮革に含める。はじめは加工度の低い生皮に近いものが用いられたが,しだいに薬品でなめす方法が考案され,用途に応じた性質をもつ革が作られるようになった。ここでは天然の皮革について述べるが,代用として広く製造・利用されている〈合成皮革〉についてはその項目を参照されたい。…

※「染韋(染革)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

染韋(染革)の関連キーワード皮革工芸