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栄養器官(読み)えいようきかん(英語表記)vegetative organ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

栄養器官
えいようきかん
vegetative organ

有性生殖とは無関係の器官という含みの用語であって,ことに植物で,花を除いて,葉,の総称として用いる。すなわちここでの「栄養」は,栄養素あるいは栄養摂取ということよりは意味が広くて,栄養生殖という場合の栄養である。動物の栄養摂取のための器官は,消化器官あるいは消化器系といわれるのが普通で,栄養器官とはいわない。

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世界大百科事典 第2版の解説

えいようきかん【栄養器官 vegetative organ】

植物の器官は,生殖に関係する生殖器官とそれ以外の栄養器官とに大別することができる。シダ植物と種子植物,すなわち維管束植物の栄養器官には根と茎と葉とがある。根はふつう植物体の地下部にあって植物体を支持し,水や無機塩類を土壌から吸収し,また地下部における体内の物質の移動に役だっている。茎はふつう植物体の地上部を支持し,地上部における物質の移動に役だっているが,地下部にあって地下茎となっていることも多い。

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大辞林 第三版の解説

えいようきかん【栄養器官】

生物の栄養をつかさどる器官。植物では根・茎・葉の基本器官と、その変形した各器官を、動物では狭義には消化器官、広義には消化・呼吸・循環・排出などの器官をさす。

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