椎葉村(読み)しいば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

椎葉〔村〕
しいば

宮崎県北西部,耳川の源流域にあり,西を熊本県に接する村。村域の大部分は九州山地で,耳川の谷間に集落が散在し,平家の落人が住みついた隠田集落が起源といわれる。中世末期は那須氏領,のち天領を経て人吉藩領となった。 1955年上椎葉に日本最初のアーチ式ダム,上椎葉ダム (高さ 110m,全長 340m,有効落差 144m) が完成。ダムの下流に上椎葉発電所がある。有名な民謡『ひえつき節』の舞台とされる上椎葉の那須家住宅 (鶴富屋敷) は重要文化財に指定。十根川神社の八村スギと大久保の大ヒノキはともに天然記念物。重要無形民俗文化財椎葉神楽を伝える。国道 265号線,327号線,388号線が通じる。面積 537.29km2。人口 2808(2015)。

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