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楽阿弥 ラクアミ

デジタル大辞泉の解説

らく‐あみ【楽×弥】

安楽に暮らす人を人名のように表した語。楽助(らくすけ)。
「十徳にさまかへて昔は男山、今こそ―と」〈浮・一代男・三〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

らくあみ【楽阿弥】

狂言の曲名。舞狂言。大蔵,和泉両流にある。伊勢参詣(さんけい)の旅僧が,伊勢の国,別保(べつぽう)の松原に着くと,1本の松に尺八が数多くかけられているのを見る。所の者にいわれを尋ねると,昔ここに住んでいた楽阿弥陀仏という尺八吹きが尺八の吹き死にをして,今日はその命日にあたるので,あのように尺八を手向けるのだと語り,僧にも供養を勧める。そこで,僧も懐から尺八を取りして奏しはじめると,〈尺八の,あら面白の音色やな,おぬしを見れば双調切(そうぢようぎり)なり〉と謡いながら,楽阿弥の幽霊が現れ,尺八の功徳を説く。

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大辞林 第三版の解説

らくあみ【楽阿弥】

〔「阿弥」は僧・仏工・絵師などの名の下につけた号〕
気楽に暮らすこと。また、その人。 「今こそ-と…たのしみを極め/浮世草子・一代男 3

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