デジタル大辞泉 「横滑り」の意味・読み・例文・類語 よこ‐すべり【横滑り/横×辷り】 [名](スル)1 横の方向に滑ること。「雪道でタイヤが―する」2 他の、同程度の地位・役職に移ること。「営業部門の部長に―する」3 スキー技術の一。スキーをそろえて横にずらせるようにして滑ること。[類語]滑る・滑走・スリップ・スライド・スライディング 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「横滑り」の意味・読み・例文・類語 よこ‐すべり【横滑・横辷】 〘 名詞 〙① 横の方にすべること。[初出の実例]「進水は横辷りに行はれる」(出典:黒船前後(1933)〈服部之総〉黒船前後)② 他の同程度の地位に移ること。[初出の実例]「近衛文麿の側近がそのまま吉田茂に横すべりすることができるのも」(出典:蛙のこえ(1952)〈大宅壮一〉穴)③ スキー技術の一つ。斜面で、スキーをそろえたまま横にずらせるようにしてすべること。④ 自動車などが急制動した際、進行方向と異なった方向に車体が滑走すること。[初出の実例]「そのホテルまでの二十五マイルのドライヴは車輪の横滑りと絶景の連続だった」(出典:ニッポン日記(1951)〈井本威夫訳〉一九四五年一二月二二日)⑤ 飛行機やグライダーが旋回するとき、求心力と遠心力のバランスがとれないとき起こる内滑りと外滑りの現象。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
パラグライダー用語辞典 「横滑り」の解説 横滑り パラグライダーがターン(旋回)する際、翼を内側に傾ける。これをバンクと言う。このバンクを必要以上に大きくしたり、その旋回時の対気スピードを遅くすると、低い翼(内側)の方向へ滑るような力が生じる。これを横滑りと言う。また、逆に必要なバンクを翼につけないで旋回すると外側に横滑りの現象が発生する。横滑りは高度をロスしたり失速やスピンを誘発するもので、この現象が発生しないよう注意したコントロールが必要である。 出典 パラグライダー用語辞典について 情報