コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

民族音楽学 みんぞくおんがくがく ethnomusicology

翻訳|ethnomusicology

4件 の用語解説(民族音楽学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

民族音楽学
みんぞくおんがくがく
ethnomusicology

世界の諸民族のさまざまな音楽体系を,それぞれ異なる思惟方法をそれなりに評価しながら比較検討する学問。かつては,欧米における民族音楽学ヨーロッパを除く諸民族の音楽を研究する学問であると定義されていた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

民族音楽学【みんぞくおんがくがく】

世界諸民族の音楽の特徴,社会的機能を個別的にあるいは比較によって研究する学問。19世紀後半から盛んになった。かつては比較音楽学と呼ばれたが,1950年代から民族音楽学の名称が普及。
→関連項目音楽学

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

みんぞくおんがくがく【民族音楽学 ethnomusicology】

音楽学の一部門。研究の対象と方法が民族学ないし文化人類学と重なるため,文化人類学の一部門とも考えられ,音楽人類学anthropology of musicないし音楽民族学musikalische Völkerkunde(ドイツ語)および音楽民俗学musikalische Volkskunde(ドイツ語)と呼ぶこともある。もともとethnomusicologyの名称は,1950年J.クンストによって使われたのが最初で,そのときはethno‐musicologyとハイフン付きで表記されていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

民族音楽学
みんぞくおんがくがく
ethnomusicology

世界諸民族の音楽文化の共時態ならびに通時態を分析・記述する、民族学と音楽学の学際的分野。その研究対象は、単に鳴り響く音の組織や構造にとどまらず、音楽が生み出されるための物質的・行動的側面や、音楽を支える精神構造、さらには生み出された音楽の社会的文化的価値や社会文化構造との相関関係にまで及ぶ。方法も多岐にわたるが、主要なものとしては、〔1〕音楽構造の記譜や計量分析をもとに音楽様式や演奏慣習の特徴を通文化的・体系的に比較する方法、〔2〕音楽文化の担い手のもつ音の認知単位や分類概念あるいは音楽に関する用語法などを基礎データとする民族科学的・民族意味論的方法、〔3〕音楽をコミュニケーションの一形態としてとらえ、意味の伝達構造や音楽生成の原理などを言語学的・記号学的に分析する方法、〔4〕音楽をつねに変化する文化的動態としてとらえ、その伝播(でんぱ)や変容の仕方を再構成もしくは予測する歴史的・通時的方法、などがあげられる。[山田陽一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

民族音楽学の関連キーワード気象光学国立民族学博物館宗教民族学抽象代数学比較音楽学フッド民族学小泉文夫依学語論

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

民族音楽学の関連情報