コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

汁粉 しるこ

7件 の用語解説(汁粉の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

汁粉
しるこ

小豆のあんを湯で溶いて煮立て,これに切り餅,含め栗などを入れたもの。江戸時代の後期から流行したもので,焼いた小餅などを入れるようになったのはかなりあとのことである。京阪地方では善哉 (ぜんざい) という。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しる‐こ【汁粉】

小豆あんを汁状にし砂糖を加えて煮たものに焼き餅(もち)や白玉団子などを入れた食物。御膳(ごぜん)汁粉・田舎汁粉など。汁粉餅。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

汁粉【しるこ】

アズキ餡(あん)を少量の水でゆるめて煮た甘味食品。焼餅(やきもち),白玉だんごなどを入れ,口直しにシソの実の塩漬などを添える。こし餡による御膳(ごぜん)汁粉,つぶし餡の田舎(いなか)汁粉,こし餡に砂糖煮のアズキを加えた小倉汁粉などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

しるこ【汁粉】

あずきあんを水でのばして砂糖を加えて煮、餅(もち)や白玉だんごを入れたもの。餅などの入らない、缶や紙パックに入った飲料も市販されている。◇関西で単に「汁粉」というと関東の「御膳汁粉」をいうことが多い。⇒御膳汁粉田舎汁粉

出典|講談社
(C)Kodansha 2010.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しるこ【汁粉】

アズキあんを汁にして餅を入れた菓子で,汁粉餅の略。アズキ以外の豆や白玉だんごなどを使うこともある。ふつう,こしあんを用いたものを御膳汁粉,皮をとらぬ粒あんのものを田舎汁粉,砂糖煮のアズキ粒をこしあんに加えたものを小倉汁粉と呼ぶ。これらを冷やしたり,氷を入れたりして,冷やし汁粉,氷汁粉にすることもある。汁粉にくらべて汁気を少なくし,ある程度練りあげたあんを餅や蒸したアワ,クリなどの上にかけるのがぜんざい(善哉)で,アワを用いると粟ぜんざい,クリを用いると栗ぜんざいと呼ぶ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しるこ【汁粉】

小豆餡あずきあんを水でのばし砂糖を加えて煮、餅や白玉を入れた甘い食品。漉し餡のものと、粒餡のものがある。 → 善哉ぜんざい

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

汁粉
しるこ

アズキの漉し餡(こしあん)を水でのばし、砂糖を加えて煮立て、汁の中に餅(もち)または白玉の団子を入れたもの。広義には餡餅の一種。汁粉の語源は餡汁粉(子)餅で、その略が汁粉ともいわれるが、本来は汁の中に入れる実を汁の子、汁子と称した。今日的な汁粉に限定されるのは、砂糖の潤沢になった江戸時代以降とされる。またアズキの生餡(なまあん)(水を切った生餡は粉をこねた状態である)を水に溶くから汁粉とする説もある。
 汁粉が庶民の食物となるのは明和(めいわ)年間(1764~1772)以降とみられ、『明和誌』に「近頃(ちかごろ)汁粉見世にて商う」と記され、『守貞漫稿(もりさだまんこう)』には汁粉の種類も数品用意されていたとある。一方、振売りの汁粉屋はそれ以前から往来していたが、値は夜鷹(よたか)そば並みの1杯16文であった。天秤(てんびん)の前後に荷箱をかけ、赤行灯(あんどん)をつるした職人の売り声は、「白玉ァおしるこゥ」「お正月やァ(餅入りの意)おしるこゥ」であった。多くは夜売りで、行灯に正月屋と書き込む汁粉屋が多かったことから、正月屋ともよばれた。屋台売りは幕末まで続いたが、明治初期になると「近頃のはやりもの」として、牛鍋(ぎゅうなべ)屋、洋食屋とともに店売りの汁粉屋があげられ、振売りは廃れていった。いまに残る汁粉屋の老舗(しにせ)には、東京・銀座の若松や浅草の梅園などがある。
 汁粉の呼称は関東で、関西では善哉(ぜんざい)という。関東では、すする程度の漉し餡仕立てが汁粉、つぶし餡の入ったものは田舎(いなか)汁粉、箸(はし)が立つほど濃いものは善哉である。また関西でも、漉し餡仕立ては汁粉、または漉し餡の善哉と称した。高級汁粉では、上漉し餡を使った御膳(ごぜん)汁粉、大納言(だいなごん)アズキの蜜(みつ)漬けや白インゲンを漉し餡に入れた小倉(おぐら)汁粉、白餡に求肥(ぎゅうひ)餅を入れた翁(おきな)汁粉がある。即席物では懐中汁粉がある。[沢 史生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

汁粉の関連キーワード餡パン金時小豆中華饅頭茶通あずキング焼きあずき小豆餡大判焼き鯛焼き八宝飯

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

汁粉の関連情報