江津市(読み)ごうつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

江津〔市〕
ごうつ

島根県中部,江川下流域の市。日本海に臨む。 1954年江津都野津の2町と川波,二宮,跡市,浅利,松川,川平,江東の7村が合体して市制。 2004年 10月に桜江町を編入。市名は,古くから江津または郷津として江川舟運の拠点であったことによる。山陰道の宿場町,江川流域の物資が集散する日本海岸有数の河口港として発展。山陰本線開通後は江川舟運の衰退により河口港町としての機能も衰えた。米作のほか果樹栽培が行なわれ,河口付近の砂丘地にはレーヨン,パルプなどの工場が進出,西部の都野津地区では良質の陶土を産し石州瓦,陶器などの窯業は伝統工業。南西部に有福温泉がある。重要無形民俗文化財の大元神楽が伝わる。桜江には名勝の千丈渓があり,市域の一部は断魚渓・観音滝県立自然公園に属する。海岸部を JR山陰本線,江川沿いを三江線が走り,国道9号線,261号線が通じる。面積 268.24km2。人口 2万4468(2015)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

江津市の関連情報