ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江田五月」の意味・わかりやすい解説
江田五月
えださつき
政治家。故江田三郎元社会党書記長の長男。 1966年東京大学法学部を卒業後,裁判官となり,オックスフォード大学に留学。東京,千葉,横浜地方裁判所判事補,判事などを歴任。弁護士となり,77年社会市民連合結成,代表に就任。また父三郎の後継者として参議院全国区に出馬,当選する。翌年社会民主連合 (社民連) の副代表に就任。 83年の総選挙で初当選し,以後連続4回当選。 88年社民連の代表に就任し,野党結集による政権交代を一貫して追及。 92年 11月には政治改革,政界再編を目指す新政策集団「シリウス」を社会党,社民連,民主改革連合所属の若手改革派議員 26人で旗揚げ。 93年の細川連立内閣には社民連を代表して入閣を果し,科学技術庁長官に就任した。 94年5月社民連を解党し,日本新党に加入,6月党副代表となる。
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