泣ける(読み)ナケル

デジタル大辞泉 「泣ける」の意味・読み・例文・類語

な・ける【泣ける】

[動カ下一]《泣くことができる意から》思いがあふれて、ひとりでに泣いてしまう。涙が出るほど感動する。「―・ける映画」「災難続きでわれながら―・けてくる」
[類語]感慨深い感慨無量感無量感動感激感銘感慨胸きゅん琴線に触れる印象的印象深い心に染みる心に残る心を打つ心を動かす胸がつまる胸が一杯になる胸が熱くなる胸を打つ胸に迫る熱いものが込み上げる目頭が熱くなる揺さぶる揺り動かす感泣感涙熱涙ほろり

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精選版 日本国語大辞典 「泣ける」の意味・読み・例文・類語

な・ける【泣】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 ( 動詞「なく(泣)」の可能動詞形 ) 自然に涙が出てくるほど感動する。感きわまって、ひとりでに泣き出す。
    1. [初出の実例]「お玉は只泣けて来た」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉前)

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