デジタル大辞泉 「揺さ振る」の意味・読み・例文・類語
ゆさ‐ぶ・る【揺さ振る】
1 ゆさゆさとゆり動かす。ゆすぶる。「―・って目覚めさせる」
2 意図的に何かを仕掛けて動揺させる。また、強く感動する。「汚職問題で政府を―・る」「その一言で心が―・られる」
3 野球で、投手がコースや球種を変えて打者を動揺させるような投球をする。また、球技全般で、守備を混乱させるような攻撃を仕掛ける。「バントと盗塁で―・られて敗れる」「サーブで前後に―・り、相手が疲労するのを待つ」
[動ラ下二]「ゆさぶれる」の文語形。
[類語](1)揺らす・揺する・揺すぶる・動揺・揺り動かす・揺り返す・揺る・揺るがす・揺れる・動く・揺らぐ・ぐらつく・動かす・振れる・振動する・上下する・微動する・揺れ・震動・縦揺れ・横揺れ/(2)感慨深い・感慨無量・感無量・感動・感激・感銘・感慨・胸きゅん・琴線に触れる・印象的・印象深い・心に染みる・心に残る・心を打つ・心を動かす・胸がつまる・胸が一杯になる・胸が熱くなる・胸を打つ・胸に迫る・熱いものが込み上げる・目頭が熱くなる・揺り動かす・泣ける・感泣・感涙・熱涙・ほろり・動揺・波立つ・ぐらつく・たゆたう・乱れる・動ずる・浮き足立つ・揺るがす・ぐらぐら・悩乱・惑乱