感慨無量(読み)カンガイムリョウ

デジタル大辞泉 「感慨無量」の意味・読み・例文・類語

かんがい‐むりょう〔‐ムリヤウ〕【感慨無量】

[名・形動]感慨がはかり知れないほど大きいこと。また、そのさま。感無量。「感慨無量な(の)面持ち」
[類語]感慨深い感無量感動感激感銘感慨胸きゅん琴線に触れる印象的印象深い心に染みる心に残る心を打つ心を動かす胸がつまる胸が一杯になる胸が熱くなる胸を打つ胸に迫る熱いものが込み上げる目頭が熱くなる揺さぶる揺り動かす泣ける感泣感涙熱涙ほろり

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精選版 日本国語大辞典 「感慨無量」の意味・読み・例文・類語

かんがい‐むりょう‥ムリャウ【感慨無量】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 感慨がはかりきれないほど大きいさま。何ともいえないほど、深く感じいるさま。感無量。
    1. [初出の実例]「私は感慨無量たらざるを得なかった」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉ある墓)

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四字熟語を知る辞典 「感慨無量」の解説

感慨無量

感慨がはかりきれないほど大きい様子。何ともいえないほど、深く感じいる様子。感無量。

[活用] ―な・―だ・―に。

[使用例] よくまあ貴方と十何年間も、こうした生活が続けて来られたと、過去を振り向いて今更ながら感慨無量でございます[井上靖猟銃|1949]

[使用例] くびに懸けた金色メダルをひねくって、唇にふくんだり、指先はじいたりして、たいへん、残念そうに、感慨無量に、いった[田辺聖子休暇は終った|1976]

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