泥田を棒で打つ(読み)ドロタヲボウデウツ

デジタル大辞泉 「泥田を棒で打つ」の意味・読み・例文・類語

泥田どろたぼう

無意味なことをする。分別なく、むちゃくちゃなことをするたとえ。
[類語]屋上おくを架す屋下に屋を架す月夜に提灯ちょうちん闇の夜の錦汽車の後押し網の目に風とまらず籠で水を汲む竹藪に矢を射るよう死に馬にはり氷にちりば泥裡でいり土塊どかいを洗う権兵衛が種蒔きゃからすがほじくる骨折り損の草臥くたびもう馬耳東風馬の耳に風馬の耳に念仏犬に論語牛に経文牛に対してことを弾ず兎に祭文ぬかに釘豆腐にかすがい暖簾のれんに腕押し石にきゅう石に針沢庵たくあんのおもしに茶袋

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精選版 日本国語大辞典 「泥田を棒で打つ」の意味・読み・例文・類語

どろた【泥田】 を 棒(ぼう)=で打(う)つ[=に振(ふ)る]

  1. 何の益もないことをする。わけのわからないことをする。分別もなく、むやみやたらに物事をするたとえにいう。泥田に棒。泥田棒。
    1. [初出の実例]「何もかも無差別にて、諺に所謂泥田を棒にて打ちたる如く、埒もなきやうに御座候へども」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)中)

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