デジタル大辞泉 「兎に祭文」の意味・読み・例文・類語 兎うさぎに祭文さいもん ウサギに神仏の霊験を説いても無駄であるように、いくら意見をしても効き目がないことのたとえ。[類語]馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・糠ぬかに釘・豆腐に鎹かすがい・暖簾のれんに腕押し・石に灸きゅう・石に針・沢庵たくあんのおもしに茶袋・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・氷に鏤ちりばむ・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「兎に祭文」の意味・読み・例文・類語 うさぎ【兎】 に 祭文(さいもん) 兎の耳に神仏のご利益を説く祭文を聞かせるように、なんの反応もなくむだであることをいうことわざ。馬の耳に念仏。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例