馬耳東風(読み)バジトウフウ

デジタル大辞泉の解説

ばじ‐とうふう【馬耳東風】

李白の詩「答王十二寒夜独有懐」の「世人之を聞けば皆頭を掉(ふ)り、東風耳を射るが如き有り」から》かぐわしい春風が馬の耳を吹きぬけても、馬になんの感動もないこと。他人の忠言批評などを聞いてもまったく心に留めず、少しも反省しないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳の解説

馬耳東風

馬の耳に東風。馬の耳元を風が吹きすぎでもするように、人の話をまともに聞こうとしないこと。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

大辞林 第三版の解説

ばじとうふう【馬耳東風】

〔李白の詩「答王十二寒夜独酌有一レ懐」から〕
他人の意見や批評に注意を払わず聞き流すこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ばじ‐とうふう【馬耳東風】

〘名〙 (馬の耳に東風が吹いても感じないという意から) 人の意見や批評などを心にとめないで、聞き流すこと。他人のことばに耳をかさないこと。ばにとうふう。ばじふう。ばにふう。
※雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下「選挙人の過半は馬耳東風で、少しも感覚なく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

スト破り

ストライキの際、使用者側について業務を続けること。特に、使用者がストライキに対抗して雇用者の一部や外部からの雇用者を就業させること。また、その労働者。スキャッブ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

馬耳東風の関連情報