浜防風(読み)ハマボウフウ

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

はまぼうふう【浜防風】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。セリ科ハマボウフウの根および根茎(こんけい)を乾燥したもの。解熱鎮咳(ちんがい)去痰(きょたん)鎮痛などの作用があり、防風の代用として使用されることがある。⇒防風(ぼうふう)

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大辞林 第三版の解説

はまぼうふう【浜防風】

セリ科の多年草。海岸の砂地に生える。根茎は太く長い。葉は羽状複葉で放射状に広がる。夏、茎頂に白色の小花を密集する。若葉は刺身のつま、根は風邪に煎じて用いる。八百屋防風。伊勢防風。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

浜防風 (ハマボウフウ)

学名:Glehnia littoralis
植物。セリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

はま‐ぼうふう ‥バウフウ【浜防風】

〘名〙 セリ科の多年草。各地の海岸に生え、畑で栽培もされる。高さ一〇~三〇センチメートル。根は太くて長く、黄白色で多数のいぼがある。葉は質が厚く光沢があり、二回三出の羽状複葉で、各小葉は楕円形または円形で縁に鋸歯(きょし)がある。葉柄は長く、紅色を帯び、やや密に互生して砂上に広がる。夏、茎の頂に花茎と花柄に白毛を密生する複散形花序をつけ、ごく小さな白い五弁花を密生する。果実は卵形で稜(りょう)が多い。若い茎・葉は食用になる。漢方ではボウフウの代用薬として用いる。漢名、珊瑚菜。やおやぼうふう。きぼうふう。いせぼうふう。《季・春》 〔大和本草(1709)〕

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