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海東青 かいとうせいHai-dong-qing; Hai-tung-ch`ing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海東青
かいとうせい
Hai-dong-qing; Hai-tung-ch`ing

タカの一種。海東青鶻 (かいとうせいこつ) ,海青ともいう。学名 gylfalco。狩猟用。またその羽でつくった裘 (きゅう。衣のこと) は,はなはだ珍貴であるという。沿海州方面の産。の王侯貴族は鷹狩に愛用,女真にその献上を命じて多大の犠牲を払わせ,ワンヤンアクダ (完顔阿骨打) の反遼独立 (金朝建国) の一因となった。元末にも順帝の宮廷の同じ命令が吾者 (ウェジ Weji) 野人の反乱を招いた。清初まで猟鳥として使われた。

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世界大百科事典 第2版の解説

かいとうせい【海東青 hǎi dōng qīng】

モンゴル地方で鷹狩りや通信に用いられる隼(はやぶさ)の古称。海東青鶻(こつ)ともいう。モンゴル語ではShongqur,学名Falco peregrinus。元朝の軍団の中には鷹狩りを職とするシバウチ(昔宝赤)があり,また鷹房(ようぼう)都総管府という官庁が鷹房戸を監督して優秀な鷹を飼育させた。モンゴル帝国で特使に給せられた海青牌は,海東青をかたどった装飾を有する円形の金属製の通行手形であり,これにより駅伝制度上の特権を保証され,時には物資の徴発を許された。

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